※このブログの内容は7/15(木)13時時点で分かっている事実をもとに書いています。
こんにちはマルタスタディ池松です。
一昨日のブログでは公式に制定された入国規制に関する法令の内
容をお伝えさせて頂きましたが、念のため昨日空港に出向き各スタッフに確認してまいりましたので、そのご報告をさせて頂きます。
昨日ご説明させて頂いた内容を知りたい方はこちらのブログをお読みください。
ブログ記事の内容は7/13に制定されたマルタの法令をもとに訳したものですが、空港で確認したところ答えとして出されたのは「法律ではそのような取り決めがなされた事は承知しているが、厚生労働省から7/13に制定された法令は無視して指定のワクチン証明書(※1)を持ってる人以外は入国を許可しないようにと言われている」との事でした。
※1…現状はマルタ、ヨーロッパ、UK、アイルランド、トルコ、ドバイ、スイスのワクチン証明書です。(当初よりも有効な証明書が増えました)
中には「なんで、こんなややこしい事が起きているの?」と感じる方いるかと思いますので、参考までに以下に今回の経緯ご説明させて頂きます。
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7/9(金)UK、マルタ、ヨーロッパのワクチン接種証明書に関してのみ言及した入国制限の発表がなされましたが、その後様々な国やEU連合から今回のマルタ政府の決断について「差別だ」といった批判を受けました。
また7/13には欧州委員会から「7/14からの新たな措置の施行が始まる前までに必ず、”ワクチン接種済の人、ワクチン未接種の人、またどこの国のワクチン接種証明に関わらず平等に入国許可が与えられる”法令を制定させる」と言った発表もございました。
これを受け、マルタ政府としてはこれ以上EU連合や各国から糾弾を受けないよう7/13(火)に前回のブログの内容の法令を制定しましたが、あくまで建前上の”法令”で、実際には現状日本人の渡航(※1以外のワクチン接種証明を持っている人、ワクチン未接種の人)は入国させないようマルタ空港や航空会社に通達しているため、今回のような法律と実際が全く異なるややこしい事態が発生しています。
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その為、結論を申し上げますと現段階ではマルタへの入国は日本人の渡航者は例えワクチン接種を終え、証明書を保持している方でも出来ません。
今回の内容には我々も驚きを隠せなかったと共に落胆をしました。
我々マルタの魅力を伝える留学エージェントとしても今後マルタを留学先としてお勧めしていいのか悩ましいところです...
ただ現在有効な国が発行するワクチン接種証明書が当初(7/9の発表時)よりも増えているように、近いうちに日本のワクチン接種証明書が有効になる可能性もございますし、ワクチン未接種の方でも条件付きで入国が出来るようになる可能性もございますし、今回の法令が施行される(?)かもしれないのでそれを待つしかないようです。
最後に...
7/13の法令内容を受けいち早く皆様にお伝えしようと思いブログを更新してしまいましたが、それによって余計に皆様を混乱させる事態を招いてしまい大変申し訳ございません。
留学エージェントとして皆様に適格なアドバイスをすることが出来ず申し訳ございませんが、また変更点・追加点ございましたらお知らせいたします。
マルタスタディは現地にオフィスを構えるマルタ人と日本人のマルタ留学専門エージェントです。
「マルタ留学したい」「留学したいけど色々不安」「そもそもマルタって留学に向いてるの?」など様々な疑問があるかと思いますが、小さな疑問でも構いませんので是非マルタスタディドットコムへお問い合わせください!
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